ピークの時なんかは毎日でも採れますよ!
支柱を立てて夏野菜の畝はばっちり
今回の講習では前回植えた夏野菜の畝に支柱を立てます。トマトやキュウリは背丈以上に伸びる野菜ですので、大きな支柱が必要です。それぞれの苗の元に1本ずつ支柱を立てていき、さらに支柱同士をつなぐことで風で倒れないようにしておきます。
作業に入る前にまずは畑のチェックから。里芋はすっかり大きくなって、葉っぱも立派になってきました。まだまだ小さい方なのですが、ようやく里芋らしい形になってほっと一安心。これから梅雨が始まって、そのあとは過酷な夏になります。
里芋はとりわけ水を必要とするので、夏場に水が枯れないように注意しなければいけません。が、あげすぎによる”溺れ事故”もあるそうなので、適度を心がけます。水が土の表面で貯まり続けている状況は好ましくないようです。あくまでも地中に水分が行く必要があります。
地上に水がたまり続けると草葉が腐ってしまうので、一度にドバっとあげずに少しずつしみこませるように・・・。
ジャガイモはすっかり満開となりました。男爵とキタアカリの2種類植えましたが、男爵の方だけ花が咲きました。キタアカリはまだ小さなつぼみだけだったので、もう少し時間がかかりそうです。
採れたてのジャガイモはただ素揚げするだけでもおいしいので、収穫が待ち遠しいですね。男爵の方はこのあと花が枯れて、葉も枯れていきます。そうなったら収穫です。
チンゲン菜がすっかり大きくなったので収穫。写真を撮り忘れてしまったのですが、一部根こぶ病にかかっていました。
根こぶ病とは地中の病菌が引き起こすもので、根っこが大きなこぶのようになってしまう病気です。今回のチンゲン菜は根っこのいたるところに大小さまざまなこぶができていたので、ネコブセンチュウかもしれません。
畝の北側3分の1くらいがこの症状にかかっていました。根こぶ病は聖護院大根を植えると菌が減るらしいのですが、ちょうど昨年冬はこの畝の南側に聖護院を植えていました。関係あるのかな。
ネコブセンチュウの場合はマリーゴールドを植えるといいらしいので、次回の課題とします。一応園主さんの方で、対策を考えてもらえるようなので、指示を仰いで対処するようにします。
支柱の組み立て完了
さすがに3回目ともあって、サクサクと終わりました。支柱の組み方はいろいろあるようで、同じ畑内でも数種類見られましたが、習ったとおりに組んでみました。トマト・キュウリの畝とナス・ピーマン・しし唐の畝の支柱を結ぶことで、より風に耐えられるようにしました。
ミニトマトは徐々に花を増やしてきています。小さな実も見つけることができました。ミニトマトは成長が早いので、収穫も近そうです。
たいしてトマトの方は実がなるのはそこそこ早いのですが、そこからがやや長め。赤く熟すまでに時間がかかるので、ミニトマトと同じ感覚でいると「病気か??」と思うくらい見た目の変化がなくなってしまいます。が、知っていればなんてことはないので、気長に待つことにしましょう。
ピーマンもきれいな花が咲いています。そして小さな小さなピーマンも出てきましたね。肉詰めに青椒肉絲にカレーに・・・いろいろと使えますね。いためてもシャキシャキしているので、とても好きな野菜の一つです。
ナスも最初の花が終わったようです。これから実が大きくなってくると思います。油と相性抜群のナスは、揚げ物がおいしい!煮びたしもいいですねー。あー、お腹がすいてきた・・・。
トウモロコシがやや不安
トウモロコシはほかの畑と比べてやや生育が遅いようです。ひょろっちいですね。先月からたびたびあった強風でなぎ倒されたようになっています。支柱を立ててあげるべきでした。今のところはまだ生きているようですが、果たして今後どうなるでしょうか・・・。
トウモロコシは畑で植えている野菜の中でも、楽しみにしている野菜の一つ。しかも1年で最大16本しか収穫できません。1本でも多く実ってくれることを祈って・・・。頑張って!!
根こぶ病対策は見送り
根こぶ病にかかった畝に対しては、早急に液体の薬で対処するということで、次の日にも畑に来ました。結局のところ農協側からNOとなったので見送りになりました。次回秋野菜を植える前に対策をするということなので、とりあえずは保留となりました。
ラディッシュを植えていたところにツルなしインゲンを植えるのですが、薬をまく関係で作業しませんでした。が、薬が見送りとなったため、1週間ずれながらも種を蒔いてきました。インゲンはかなりたくさん収穫できるので、頑張って育ってほしいです。
収穫は順調ですよ
キャベツがかなりのサイズになってきたので収穫を始めました。もう少し大きくてもいいのですが、そこまで待つと6つ一気に収穫しなければならないので、早めにスタート。と言っても十分なサイズなんですけどね。
寒冷紗のおかげで虫食いには会いませんでした。ジャガイモと同じ畝の為、ジャガイモの寒冷紗が必要なくなったタイミングで寒冷紗をすべて取っ払った畝もありましたが、それはそれはすごい被害の会いようでした。やっぱり寒冷紗は必要ですね。
そして相変わらずのサニーレタス。週に2回くらいのペースで収穫できています。シャキシャキで肉厚なので食べ応え十分です。まだまだ長く収穫できそうなので、食卓をにぎわせてくれそうです。
さあ今週末は春の収穫祭。天気がいいといいなー。