3年目の畑スタート

タマ
というわけで、いよいよ始まりました3年目!
カエル
ちょっと待て。まだ去年の7月の話の途中だっただろ!
タマ
春に夏の話してもピンと来ないですからね。気にしない、気にしない♪
カエル
なんか、たくましくなってる・・・
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あっという間の3年目

というわけで、全然記事が追い付かないのでリアルタイムまですっ飛ばしました。すみません。今年は何とかリアルタイムで追っかけていきたいと思っております、はい。

収穫した野菜はすべて写真に収めていたので、収穫量だけはわかっています。2017年の収穫量はこちらです。

超アバウトな概算ですが、収穫した野菜をスーパーで買った場合、総額で42000円弱になることがわかりました。ほぼすべて私が見た底値で計算しているので実際はもっと高くなると思います。

今年の冬は白菜や大根がべらぼうに高かったですからね、45000円くらいの価値があったのではないかと思っています。(上の計算は平年の底値です)

私が契約している農業体験農園の利用料は41000円ですので、単純に元が取れています。まあその分労働しているのですけどね。それでも国産でほぼ無農薬で採れたてを食べられるのですから、その価値は計り知れません。

そんなこんなで今回も契約更新を行い、3年目に突入したわけです。何事も3年目となると自分であれこれ考えて自己流になっていく時期。そして往々にして失敗する時期です。ここらで初心を思い出し、1年生と同じようにやっていくようにしたいと思っています。

2018年最初の講習もスタート

さてさて、3月25日に最初の講習を受けてきました。畝は3つで、1つは大根とレタス、1つはジャガイモとキャベツ、もう一つはホウレンソウとチンゲン菜、小松菜にラディッシュです。ということで講習の1週間前に畝作りをしてきました。

何もないまっさらな畑を測量していきます

最初は畑全体まっさらな状態で、契約者の各区画の境目を示す杭が打たれているだけです。一区画は横3m、縦10mとなっていて、その中に8つの畝を作ります。1つの畝は横240cm、縦60cmです。

まずやることは測量ですね。自分の区画の中の畝になる部分と通路になる部分を正確に測っていきます。

今年は初めて糸を用いて正確に測ることにしました。今までは畑で用意してもらった測量用の木の板(90㎝の木の板で60㎝のところで印が書かれている)をつかってやっていました。今回はもう少し正確にするために、木の板だけではなくメジャーも使って測りました。

というのも毎回ちょっとずつずれが生じていて、最後の方に作る畝が小さくなってしまったりしてしまったので、3年目にしてやっとしっかり測ろうと思ったわけです。また、土地に対して区画が斜めということもあって、どうしても途中でまがってしまっていたのですが、これを糸を使うことによって解決しようと思ったわけです。

正確に測った場所に割りばしを立てていき、それを糸で結ぶことで正確な畝の位置を出すことができました。あとはその糸に沿って畝を作り上げていくだけです。何となくの目測で作るよりも当然、はるかに正確なサイズの畝が出来上がりました。

畝となる場所は耕しておきます

最初の講習で使う畝は3つですから、この日の準備も3つ。ほかの畝は、使う日の1週間前に準備をします。そのためこの日は畝になる部分を軽く耕すだけにしました。別に耕さなくてもよかったのですが、この方が”どこを通っていいか”がわかりやすくなりますからね。足で踏み固めた土をほぐすのは容易ではありませんから、将来畝になる部分を間違えて踏まないようにしたわけです。

化成肥料と苦土石灰も用意されています

畝ができたら、必要な肥料と石灰を混ぜ込んでおきます。植える野菜によって配分が変わるのですが、基本的には化成肥料と苦土石灰を1:1で混ぜ込んでおきます。昨年は有機肥料を使っていたのですが、においの問題で化成肥料にしたようです。

肥料や石灰を量るための缶

空き缶1杯で1として、肥料と石灰を混ぜ込みます。昨年までは350ml缶だったのですが、今年はやや小さい缶となりました。聞くと今年の肥料は今までよりも値が高いものを使用しているからだそうです。また土の状態もほぼ中性になっているので石灰もいつもより少なくていいんだとか。これで1週間前の準備は完了です。

土は深く、よく耕しておく

今日植える野菜たち

そしていよいよ最初の講習です。今日はレタスとキャベツの苗植え、ホウレンソウ、ラディッシュ、チンゲン菜、小松菜の種まき、ジャガイモの種芋の植え付けです。レタスの畝は半分大根に使いますが、今日は大根の種まきはしません。

講習が終わりいよいよ作業です。畝の準備は整っていますのでさくさく進められるはずです。が、実は2日前に降った雨が思った以上に多く、丸1日晴れた土曜日を経た日曜も土が乾いていませんでした。耕した土もすこし固まっていたので、かるく耕すことに。

特に大根は深いところまで土を使うのでよく耕しておきます。今日は大根の種を蒔かないものの、マルチという黒いビニールの膜で畝全体を覆ってしまうので、次回耕すことができません。そのため今日しっかりと耕しておきます。

畝をきれいに整えた後、ジャガイモ・キャベツの畝と、レタスの畝にはマルチをかぶせます。穴が開いた黒いビニール膜をなるべく隙間が空かないようにぴっちりとかぶせて、周りを土でしっかりと押さえます。

しっかりと植え付けていきます

穴が開いているところにキャベツやレタス、ジャガイモを植えていきます。この辺りはさすがに3年目で手際よくできました。苗を植えるときは地中と外の境目の部分に、苗のどの部分が来るかを見ながら慎重に植えていきます。深すぎても浅すぎてもいけません。ポットに入っていたときと同じ高さになるようにしてあげます。

種芋は切り口を下に埋めます

ジャガイモは種芋の切り口を下にして10㎝ほどの深さに植えていきます。昨年は1か所芽が出ずに終わってしまったところがありました。今年は全部無事に育つことを祈って・・・。

今は寂しいけど2か月後にはにぎやかに

キャベツとジャガイモを植えたところです。キャベツは8穴あるところに6株だけなので、新たに2つ穴を追加で開けてそこに植えました。元の穴のままだと間隔が狭すぎて、日が当たらなくなってしまいますからね。

畝3つ分の作業完了!

レタスは今年はサニーレタスと玉レタスが4株ずつです。サニーレタスは長く収穫ができるのでとても嬉しい限り。毎日サラダで食べまくっても消費しきれないくらいになります。肉を巻いてもよし、ご飯と味噌を巻いてもよし・・・おっとよだれが。

とまあこんな風に作業すること2時間ちょい。本日の作業が終わりました。奥に見える白い網は寒冷紗と呼ばれるもの。主に虫の被害をなくすためのものです。キャベツは蝶に卵を産み付けられて、青虫に食い荒らされてしまうので、これがあるのとないのとでは大違い。

本当はホウレンソウなどの青菜にもかけたかったのですが、園主からの指示により今年は無しに。葉が出てきたら細かくチェックしていくことにします。

コンパニオンプランツ実験

コンパニオンプランツとしてマリーゴールドも一緒に育てます

これはマリーゴールドの種です。マリーゴールドを一緒に育てることで、害虫を寄せ付けない効果があるのだとか。肥料的に一緒に育てている野菜と喧嘩せず、かつ害虫を寄せ付けない、もしくは益虫を呼び寄せるなどの効果があるものです。

私よりも前から契約している方から譲ってもらいました。これを各畝に植えてきました。こちらも順調に育ってくれるといいですね。

さあ3年目はどういう畑になるのか。収穫量はどうなるのか、これから楽しみです。こうご期待!

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