2021年最初の講習

タマ
ずいぶんと暖かくなりましたね。
カエル
もう溶けそうだ・・・
タマ
そんなにですか!?

少し間があきましたが第1回講習について書きたいと思います。まあ基本的には例年通りなんですが、今回は天気の都合で種まきを延期しました。

畝をしっかりと整えて

マルチを張るのもすっかり慣れた

さて、前回は準備段階だったので必要な化成肥料や苦土石灰を混ぜ込むだけでしたが、今回は種まきや苗の植え付けとなるので、しっかり耕し直して形も整えます。

大根やジャガイモといった地中深くで育つ野菜の場所はシャベルを使って入念に掘り起こしておきます。フカフカの土にしてあげないとね。

あとは畝をなるべく平らにしておくことでしょうか。どこかにくぼみがあるとそこだけ水が溜まってしまいますし、逆に丘になっていれば水がどんどん流れてしまいますからね。まんべんなく水分が行くように極力平らにならしておきます。

野菜によっては上の写真のようにマルチと呼ばれる黒いビニールをかぶせておきます。これはすでに穴が開いているタイプ。

水分の蒸発を防いだり、雑草が増えにくかったり温度が高く保てたりといろいろ効果があります。難点は雨の水が入っていく場所が狭いというところ。なのでじょうろでしっかり水やりをします。

苗はなるべくバラバラで

キャベツは苗の時点で卵をチェック

これはキャベツの苗。今回は8株植えますが、成長度合いがバラバラですよね。

あえてバラバラになるように選んできたものです。そうしないと全部いっぺんに収穫となってしまうので。

一般家庭で一気に8つもキャベツがあっても消費しきれませんから、収穫時期がちょっとずれるようになるべくバラバラにしておきます

あと、蝶の卵のチェックも入念にしておきます。

青虫対策で寒冷紗という網を掛けるので、基本的には蝶の侵入は無いはずですが、そもそも苗に卵があると全く意味がありません。

それどころか餌が豊富で外敵のない楽園に変わってしまいますので、苗の時点でしっかりと卵のチェックをしておきます。

2種類のジャガイモを植える

ジャガイモは切断面を下向きに

ジャガイモも第1陣の一つ。男爵とキタアカリの2種類を植えます。

種芋は2等分か4等分に切られているので、切り口を下に・・・というより芽を上にして植えます。あえて芽を下にするという方法もあるようですが、こっちがスタンダード。

ジャガイモの上に15~20cmほど土がかぶさるようにしっかりと深く掘ってから植えます。ジャガイモは春野菜の中でも収穫までが長い野菜。しっかりと育てていきます。

虫対策に寒冷紗を

寒冷紗で風と虫の対策を

キャベツとジャガイモは同じ畝なので、まずはそこの作業を終えます。写真では右奥の網がかかっているところの畝です。

この網は寒冷紗と言って寒さや日差しを緩和するものですが、鳥や虫の対策としても有効です。キャベツは蝶に見つかると卵を産み付けられて青虫によってみんな食べられてしまいます。そのため寒冷紗は必須ともいえますね。

ジャガイモも葉が出て大きくなるまでは保護のために寒冷紗を掛けておきます。大きくなったらキャベツ部分だけ寒冷紗を掛けるようにします。

種まきは後日に

種もちゃんと数えて配られます

本来はこの講習でほうれん草、小松菜、ラディッシュ、ネギの種を蒔く予定でした。この日自体は天候に問題なかったのですが、翌日が雨と風が強い予報に。

種を蒔いてすぐに大雨が降ると種が流れてしまうことがあるようで、この日は見送って後日にしました。まあ結果的にはそこまでひどい天気ではなかったので、蒔いちゃっても良かったんですけどね。

大体等間隔で植えていきます

前回の記事で書いたとおり量より質を重視したいので、配られた種の半分だけ蒔くことにしました。このあとも育ち具合を見て間引きもしていきます。

残った種は収穫が終わってから追加で蒔こうと思います。大体は春先でなくても育つ野菜なので。

ネギはここから長いので全部投入

ただし、ネギはここで種を蒔いてから一度苗の状態で引き抜き、植え直します。最終的な収穫時期は年末あたりなので、ネギだけは全部蒔いておかないといけません。ネキリムシに数本やられることも考えてしっかり植えときます。

水やりはしっかりと

これにて最初の講習の内容はおしまい。今後はしばらく隔週で講習がありますが、1週間前には畝の準備をする必要があるのでほぼ毎週末作業があります。

それに加えて日々水やりはしっかりと、特に種は芽が出るまでたっぷりと水をあげる必要があるので、サボらないようにしないと…。

さあ今年はどんな結果になるか、やる気と天候次第!?

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