ネギ全滅のお知らせ。犯人は・・・

タマ
野菜泥棒は何も人間だけではないんですよ!
カエル
急にどうしたんだ?
タマ
せっかく育った野菜を食べてしまう虫もいるんです。
カエル
そういえばお前、玉ねぎだったな。
タマ
それ今関係あります??
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4年目にして初、ネギの種植え

ネギの芽は2つに折れて出てくる

今年で4年目となった農業体験農園。今回初めてネギの種植えをしました。今まで夏の終わりにネギの苗を植え付けていましたが、苗の育成が不安定で数が確保できないことや、苗が高いことなどの理由から、今回は種から植えることになりました。

春の作業の中でも一番最初にネギの種を植えました。ホウレンソウやラディッシュなどと同じ時期になります。ここから夏を経て秋に植え替えてさらに冬まで育てるのですから、里芋を抜いて一番長く育てる野菜となりました。

種を植えてから、同時に蒔いたホウレンソウや小松菜などが芽を出してもしばらく反応がなかったネギ。ようやく細い芽が出てきました。

写真をよーくみると芽が2つに折れているのがわかると思いますが、こんな風に折りたたまれた状態で出てくるんですね。初めてみましたがなかなか面白いですよね。

伸びるにしたがってまっすぐに

ネギの1本立ち(?)

この状態から少し伸びると、ネギの先端が土から抜け出てまっすぐになっていきます。出てきたばかりはまだ折り目が付いているため不格好ですが、だんだんとまっすぐになっていき、ネギらしい姿に変わっていきます。

種は結構多い量を蒔いたので、後々間引きするのかもしれません。いつもは15本~20本ほどの苗を植え付けていますが、その4~5倍ほどあります。蒔いた分のほとんどが芽を出してくれましたので、一安心です。

いつの間にか2本に

ネギの2本立ち(?)

それから2週間ほど経つといつの間にか2本目が出てきていました。よりネギらしくなったと言えますね。少しずつ太くなってきているし、緑色も濃くなってきました。

あまり水を必要としないということで、あげすぎないように注意しました。隣のホウレンソウやラディッシュはしっかりと水をあげるので、土の中ではある程度水が回っていると思いますが、それくらいはないと枯れてしまうでしょうからね。

あれ?なんか減ってない?

明らかに減ったネギ

5月に入り、ラディッシュを皮切りに収穫が始まったくらいから、ネギの様子がおかしくなりました。数本がぱたりと倒れて枯れていたのです。

あまりに水がないからかと慌てて水をあげることに。5月に入り気温も高くなってきたため、さすがに水を必要としたのでしょう。

しかしながら日に日にネギの量は減っていきます。どのネギもぱたりと倒れて枯れていました。この時もっとよく観察していればよかったのですが、頭の中では「水不足」しかありませんでした。

上の写真は5月24日のもの。明らかに減っており、残すところ10本ほどとなってしまいました。跡形もなく消えており、風で飛ばされたにしては土が捲れた感じもなく、誰か持って行ってしまったのかとも思いました。

そして2日後の収穫祭。1本も残っていない状態になっていたのです。たった2日で10本ほどのネギが跡形もなく消えていました。もしかしたら園主さんが回収したのかもしれないと淡い期待を持つも、自分のところ以外では普通に育っている様子。そして収穫祭の時に原因が分かったのでした。

犯人は土の中に

見事に切られたネギ

ネギが植わっていたところを掘り起こすと、こんな感じで根っこだけが残されていました。根っこのすぐ上のあたりですっぱりとなくなっています

どうやら土の中に住む根切り虫によるものだということでした。体長は1.5㎝~2㎝ほどで黒い虫だということです。土に指を突っ込むとかみついてくるということですが、すでに土の中にはいませんでした。

見つけ次第駆除するようにとのお達しでしたが、時はすでに遅しもう少し早く教えてほしかった・・・。

秋の植え付けの時には自前で用意するか、うまくいった方から少し譲ってもらうかでしょうか。おそらく出た芽すべてを育てるのは無理だと思うので、多少の融通はしてもらえるとは思うのですが、今年は順調なスタートを切っていただけになんとも残念です。

ネギが倒れていた時にすっぱり切れていることに気が付いていれば、ただ枯れただけではないと思ったはずですが、まさか虫に切られているとは思いもせず、ひどい結果となりました。

まあ、これも勉強。来年、ネギをどうするのかわかりませんが、また種から育てるのであれば、この教訓を生かしたいと思います。

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