先週の土日の講習で今年前半の作業は終わりました。夏野菜に支柱を立てて、春・夏野菜の作業は完了となります。あとは随時収穫や、芽かきなどの世話をしていくことになります。
順調に収穫へ向かっているジャガイモ
これはジャガイモの花のつぼみです。今年で4年目の農業体験農園で、ジャガイモの花を見るのも4回目。初めて見た時は、その綺麗で可愛らしい花に驚いたものです。
今日水やりに畑へ行ったら、もう今にも咲きそうなつぼみを見つけました。ほかの方のところではすでに咲いているところもあったので、うちも秒読みでしょう。
この後、花が咲き枯れると葉もだんだんと枯れていきます。土の上のものが枯れ切ったあたりで収穫となります。
ジャガイモは切っていない面を上に
3月の終わりにジャガイモは植えました。ジャガイモは種芋を土深くに植えますが、種芋は半分、もしくは4分の1にカットされています。ジャガイモの芽はご存知の通り皮のある表面側から出てきますから、断面を上に植えてしまっては芽が出てくるのが大変です。皮の方が上になるように、10㎝ほどの深さのところで植え付けます。
温度管理と土の乾燥を防ぐためにマルチと呼ばれるビニールの膜を畝に張り、ジャガイモを植えるところに穴を開けて植えました。この作業も4回目。さすがに手慣れた手つきで終えることができました。
半月ちょっとで芽が出てきた
ジャガイモと同じ畝の半分にキャベツを植えました。キャベツは青虫が大好きな野菜のため、蝶や青虫が入ってこないように寒冷紗と呼ばれる網で畝全体を覆ってあります。ジャガイモも大きく育つまでは寒冷紗の中の方が折れにくいため一緒に覆っています。
植えてから半月ほどが経った4月半ば、ジャガイモの芽が出てきました。深く埋めたためしばらくだんまりでしたが、ようやく出てきて一安心。一昨年は待てども出てこない子もいたのですが、今年は植えた分すべてから芽が出てきてくれました。
芽かきをして収穫量を管理する
ジャガイモの葉や茎が寒冷紗の天井に当たるくらいまで成長したら、芽かきをして間引いていきます。せっかく出てきたのにもったいないと思ってしまいますが、何本も出たまま育てると小さなジャガイモしかできません。(それはそれで素揚げサイズでいいけども)
1つの株に2本だけ残して残りは抜いてしまいます。抜く時は、残したい茎の根元をしっかりと押さえて、その茎とは反対方向に横に引き抜きます。そうしないと、残したい茎も一緒に抜けてしまったり傷がついてしまい、最悪の場合全滅となってしまいます。
1つの株に1本だけでもいいようで、その場合は大きなジャガイモが少数できるようです。それもそれでありなのですが、どうせなら程よいサイズをたくさん収穫したいもの。先生の言いつけ通り、我が家は2本残しにしました。
今後収穫までに気を付けること
あとは収穫まで見守るだけなのですが、1点だけ注意することがあります。
土の中ではどんどんジャガイモができているのですが、それが土の外へ出てきてしまうことがよくあります。ジャガイモは日光を浴びると緑色に変色します。
この緑色になった部分は芽と同じく有毒です。土の外に出たままにしておくと緑色のジャガイモとなってしまい食べられません。そのため土寄せをしてジャガイモが出てこないようにしてあげる必要があります。
せっかくできたジャガイモが食べられない!となっては残念すぎるので、出てきそうになっていないか頻繁にチェックをしていきたいと思います。
今までジャガイモは平均よりやや下くらいの収穫量でした。大成功!となったことはないので、今年は初の大成功を目指して頑張っていきます!