収穫が待ち遠しい野菜の1つであるトウモロコシ。採れたてをすぐにゆでて食べると絶品です。もちろん焼いてしょうゆをつけても。そんなトウモロコシにとある悲劇が起きました。
くるんと丸まった芽
4月6日の講習でトウモロコシの種を植えました。トウモロコシの種とは私たちが食べるあの部分です。しっかりと植えて寒冷紗を掛けておかないと鳥に食べられてしまいます。
そして2週間経ったくらいで芽が出てきました。トウモロコシの芽はこんな風にくるっと丸まった状態で出てきます。とても特徴的な芽ですね。
最終的にはマルチの1つの穴に対して1本ずつのトウモロコシを育てます。1つの穴に2つ~3つほどの種を植えますが、間引きするときに影響が出ないようになるべく離して植えておくわけですね。
ぐんぐんと育っていく
4月の終わりになるとくるっと丸まっていた芽も葉が広がっていきます。どの穴も芽が出てきてくれました。とりあえず最初の関門は突破ですね。
5月半ばになるとすっかりトウモロコシらしさが出てきます。葉も1枚がとても大きくなってきました。トウモロコシは根元の方から1~2本ほど茎を伸ばしていきます。それは切らずに最後まで一緒に育てていきます。
1週間でこんなに育ちます。すでに子供の身長くらいになってきています。葉の色が濃くなってきましたね。茎もかなり太くなって力強い感じが出てきました。
受粉の準備が始まる
そのあとまた1週間くらい、6月の頭には穂が出てきました。受粉の準備が始まったわけですね。
トウモロコシに限らず畑ではどの区画にどの野菜を植えるか決まっています。連作障害を避ける目的もありますが、トウモロコシを横並びにすることで受粉確率をあげるねらいもあるようです。
3日過ぎただけでもうすっかり頭を出しました。畑に行くたびに目に見えて成長しているので楽しいですね。やっぱり変化があると足を運びたくなります。
さらに4日ほど経つと花粉が付いていました。ゆするとハラハラと落ちていきます。ほかの畑でも概ね成長が揃っているので、受粉はうまくいきそうです。
そして迎える悲劇
ここまで非常に順調に来ていたトウモロコシに異変が。6月11日に見に行くとほぼすべて倒れていました。先日の強い風で倒れてしまったようです。
幸い根元が折れてしまったようではなく倒れただけのようです。ですが、根っこの部分はどうなっているのかわからず、このまま立て直してくれるのか、はたまた枯れていくのかはわかりません。
ほかの畑でもチラホラ倒れているようでしたが、なぜか我が家の被害は甚大です。端っこにあったということと、周りよりもやや成長が早く背が高かったのが原因でしょうか。せっかくついていた花粉もみんな地面に落ちてしまいました。
一応支柱を立てて戻してみました。やはり内部でどうなっているかはわからず、要観察です。めげずに立て直してくれるといいのですが、こればっかりはトウモロコシ次第・・・。
収穫をとても楽しみにしている野菜の一つなので、全滅は悲しすぎる・・・。トウモロコシの生命力に期待しつつ、しばらく強い風が吹かないことを祈ります。う~ん、頑張って!