やや雲の多い6月末。畑の様子を見に行ってきました。雨が降ると土がぬかるんでしまうので畑に入れません。まあ入ってもいいんですけど、踏んだところがすごく固くなってしまいますから避けたほうがいいでしょうね。
ミニトマトやトマトが割れるわけ
ミニトマトは引き続き真っ赤に育ってくれています。が、いくつか割れてしまいました・・・。
トマトやミニトマトが収穫直前に割れてしまうことがあります。原因は主に2つ考えられます。1つは急に大量の水分を吸収してしまったこと。もう一つは強い日差しを受けすぎたこと。
雨が長いこと降らなかったりして土が乾燥した状態で、大雨などで急激に大量の水分を吸ってしまうと、トマトの皮の伸縮が追い付かずに割れてしまいます。トマトは水やりを少なくしたほうが甘くおいしくなるということで、水やりの頻度を減らすことが多いですが、極端に与えないままにすると、雨が降った時にこのようなことがおきてしまいます。
甘くておいしいトマトも割れてしまっては残念ですよね。割れを防ぐためにも、やはり適度な水やりをしていたほうが失敗なく安心です。
強い日差しを受けるとトマトは自分を守るために皮を厚くしてしまいます。すると当然皮は固くなってしまうので、食感が落ちるだけでなく成長についていけなくなってしまいます。トマト自身が大きくなっても皮の伸びが悪いので割れてしまうということです。
こればかりは防ぐのが難しいのですが、剪定しすぎて葉があまりない状態だと発生しやすくなります。日差しからトマトを守るのは他でもなくトマトの葉っぱです。茂りすぎて風通しが悪いのもダメですが、スカスカすぎるのもよくないということですね。
枝豆リベンジ成功!!
さて、本日一番の収穫はこちらです。待ちに待った枝豆がこんなにぷっくりとしています。量があるので、早めの段階で収穫を始めます。と言っても、もう十分な大きさになってしまいました。
枝豆の株を抜いてみると根っこにツブツブがあります。これは根粒(こんりゅう)と言われるもので、根粒菌という菌と共生しています。根粒菌は枝豆から栄養分をもらう代わりに、空気中の窒素を枝豆が使えるように変換して提供します。
窒素は植物にとってなくてはならないものですが、普通は肥料として混ぜてあげなければいけません。枝豆はこの根粒菌のおかげで必要な窒素を作り出して吸収することができます。そのため枝豆は痩せた土地でも育つのです。我が家の枝豆にもしっかりと根粒がついていました。とりあえず3株ほど収穫しました。
インゲンってこんな風にできるんですね・・・
こちらはインゲンです。ツルなしインゲンがようやく収穫となりました。・・・こうやってできるんですねー。どうやってできるのか知らなかったのですが、なんとも面白いですね。まだまだたくさん花が咲いているので、これからもどんどんできてきそうです。
大量!大量!大収穫!!
本日の収穫はキュウリにズッキーニ、ナス、ピーマン、しし唐、ミニトマト、とうもろこしに枝豆とインゲンです。大量大量でにやけてしまいますね。
早速採れた野菜を使って夕飯にしましたよ。ズッキーニをスパッと切ればこんな風にじわーっと水分が出てきます。みずみずしい証拠ですね。
今回はナスとともに味噌汁にしました。一度ごま油でさっと炒めてから作りました。赤味噌があればそちらのほうがより合うと思います。
ご飯はシンプルに塩むすびにして、塩ゆでした枝豆やトウモロコシ、インゲンやピーマン、しし唐は豚肉と炒めて・・・とまるで収穫祭のようです。キュウリもみずみずしくておいしい!
リベンジ成功となった枝豆は甘くて風味がよくて最高でした。子供も夢中になって食べていましたよ。夏野菜がたくさん採れて食卓は一気ににぎやかになりました。収穫はこれからが本番ですからね。時期を見逃さないように、頑張りまーす!