雨の日が増えてきました。雨が降ると土が濡れてグチョグチョになるのですが、その時に歩いてしまうと土が固まってしまいます。なるべく乾いているときに畑に行った方がいいのです。
しかしながらこの時期はそんなこと言っているといつまでも行けません。雑草もどんどん出てくる時期ですし、野菜の成長も早いのでこまめに行くように心がけています。
トマト?これは一体何だろう?
早速ですが、これ何かわかりますか?私も初めて見ました。ミニトマトのように見えますが、トマトではありません。ヒントは・・・そうですね、今まで植えたもののどれかです当たり前か
少し引いて撮ってみました。葉っぱを観るとわかるかもしれませんね。実はこれジャガイモの実なんです。「え?ジャガイモって実がなるの?」と思うかもしれませんね。私も思いましたが、よくよく考えると花が咲くのですから何かしらの実がなるのも当然なんですよね。
ジャガイモは受粉能力が低く、さらに実も容易に取れてしまうためまあまあ珍しいもののようです。今回男爵とキタアカリの2種を育てていますが、キタアカリは比較的実が付くのだとか。この実もキタアカリのものです。
よく見渡してみれば、ほかの畑でもちらほら見えました。蝶々がかなりたくさんいたので、そのおかげかもしれません。
切ってみてもトマトっぽい
家に持ち帰って切ってみました。縦に切ってみるとこんな感じです。中には種が見えますね。切り口的にも本当トマト見たいですね。
横に切ってみたところ。やはりどこからどう見てもトマトっぽい。外見だけではなく中身までそっくりとは・・・。
それもそのはずでトマトもジャガイモもナス科ナス族の植物。親戚みたいなもんですね。今回は熟す前に採りましたが、熟すと赤色っぽくなるようです。
種芋と種
ジャガイモは種芋を植えて育てます。種芋から芽が出てきて育ち、子芋、孫芋と増えていきます。そう、ジャガイモは種が無くても増えていけるのです。
そしてもちろん種からでも育ちます。しかしながら親株と同じくらいのサイズに成長させるには少なくとも3代(3年)はかかるそうです。繁殖手段が2つもあるなんて面白いですよね。
農業体験農園でもやっていなければ、私は一生見ることがなかったでしょう。なかなか貴重な体験でした。以前書いた通り、花すら見たことがなかった私には驚きでした。
ジャガイモ、病気にもかからず順調に育っているようで安心しています。どれくらい収穫できるかは、掘ってからのお楽しみ・・・。