お腹いっぱい!春の収穫祭
5月最後の日曜日に春の収穫祭がありました。みんなでワイワイ飲み食いしながら、畑のことを先輩や先生、園主さんに質問して大変盛り上がりました。同じ畑の仲間として、みんなで情報を共有し助け合っていくことで、畑初心者でも安心して野菜を育てていくことができます。
私たち家族も今年で3年目ながらまだまだ教わることが多く、今回の収穫祭も実に”収穫”の多いものとなりました。
我々が畑を始める前の収穫祭で、催し物として尺八を趣味でされている方のお披露目があったそうです。その後、バスーンをやっている方も続いていたとのことです。
私たち夫婦は吹奏楽をやっていて、私はトロンボーン、妻はクラリネットを今も吹いています。そのことを知ったバスーン吹きの方からの提案で、おととしから我々2人も加わることになりました。
その後もテナーサックスをやっているという方も加わって大賑わいになっていきました。そして、今年はついに尺八との合同演奏をすることができました。
和楽器である尺八と西洋の吹奏楽器では一緒に演奏するのが難しいと思っていたのですが、やってみたらうまい具合にマッチして、私としても貴重な体験ができました。また次回の収穫祭でも演奏できればと思っています。
トウモロコシ復活??
16本植えたトウモロコシのうち、1本だけ風でなぎ倒されて半分枯れてしまいました。おそらくこれはもうだめだろうと思っていました。
…が、まだ倒れ気味ではあるものの新しい葉っぱが出てきていました。これは、復活するのか!?まだまだ予断を許さない感じではありますが、見守っていこうと思います。
このまま育って持ち直してくれれば万々歳なのですが、ほかのトウモロコシとあまりに時期がずれてしまうと受粉できない可能性があります。
トウモロコシのみならず、すべての畝の場所まで指定されているのは、こういった野菜の受粉をしやすくするためでもあります。一時期へたっていた分、周りと比べてかなり小さいので、受粉ができなくなる可能性はあります。何とかうまくいってくれることを祈るだけです。
ジャガイモとトマトに黄信号
ジャガイモは花が終わり、葉が少しずつ枯れてきています。収穫はもうすぐだ!と思っていたのですが・・・。
講師の先生によれば、我が家のジャガイモは順調に枯れているのではなく、病気によって枯れているとのこと。ジャガイモの葉に黒い斑点が付いているのがその証拠だとか。本来ならばまだ青々とした葉っぱのはずで、我が家は順調で周りより早いのではないとのこと。
おそらくジャガイモはあまり大きくならないだろうということなので大変残念ですが、収穫できないというわけではないようなので、ほっと一安心。
モザイク病の可能性が高いので、早めに収穫したほうがいいのかも。園主と相談することにします。
トマトも1株おかしなものがありました。葉っぱが縮んでしまっています。これはモザイク病だと診断されました。根っこから引っこ抜くか薬を使うかです。4株もあるし、この株はあきらめて引っこ抜いてもよかったのですが、今後もこの畑を使うので、薬を使うことにしました。後日ホームセンターで購入してこようと思います。
まだまだ理解が足りない夏野菜の芽かきと剪定
3月からスタートした畑の講習も、とりあえず今回で一区切り。春・夏野菜の植え付けが終わり、あとは成長を見守りながら収穫していくだけです。7月になったら秋・冬野菜がぼちぼちスタートしますが、それまでは講習はお休みとなります。
春野菜はどんどん収穫していくだけですが、夏野菜はまだまだこれから。とくに長く収穫できる野菜が多いため、ちゃんと管理しなければいけません。
その一つが芽かきと剪定。夏野菜はどんどん伸びていき、放っておけばジャングルになってしまいます。どんどん伸ばしていけばたくさん収穫できる!というわけではなく、実も大きくならず、風通しも悪くなって成長しなくなってしまいます。
で、この剪定と芽かきというのがいまいちわかりにくくて、3回目の今年も苦労しているところです。切りすぎてもいけないし、だからといって放っておくこともできない。ということで、改めて先生にゆっくり聞いてみることに。
キュウリはシンプルに根本から20㎝ほどまでを切り落としてしまいます。最初の花の下から・・・とかそういうのは気にせず、下の方がすっきりすればそれで大丈夫だそうです。これなら私にもわかります!
トマトの芽かきは何となくわかっています。二股の間から伸びている部分はすべて芽かき対象です。それは見つけるたびにやっています。
あとは本線1本をたどって、それ以外に実をつける枝が伸びていれば切ってしまいます。株数も多いので、基本的には一株1本でやっていきます。これもわかりやすいですね。
しばらく放っておくと本線と別の枝が同じくらいの太さになってしまって見分けがつかなくなってしまいますが、根元から順にたどっていって、上に上にまっすぐ伸びているのが本線。それに対して横向きに伸びていくのが別線ということなので、来年からは私でもなんとかできそうです。
しし唐は根元からたどって最初の二股まで葉すべて切り落としてしまいます。これもわかってしまえばなんてことはないですね。最初の二股は素人が見てもわかりやすいので、これも今後は大丈夫そうです。
ピーマンとナスもようやく意味が分かりました。ピーマンやナスは二股(もしくは三股)になったあと、それぞれがさらに二股になって分かれていきます。最初の二股はそのまま両方とも伸ばしていき、それぞれその先を1本にしていくそうです。次々と二股に分かれていきますが、そのうち全体の内側になるほうを基本的には切り落としていきます。
つまりピーマンとナスは大きく2本(もしくは3本)の枝を伸ばしていけばいいということです。今後も伸ばしていく先で別れたら、外側もしくは太く育っている方を残して、他を切っていけばいいということですね。ナスとピーマンについては、3年目にしてやっと理解できました。(わかればなんてことなかった・・・)
梅雨を乗り越えて・・・
サニーレタスの収穫がまだまだ続いています。どんどん上にのびてツリーのようになってきました。まだまだ伸びていきますので、まだしばらくは楽しめそうです。
これから梅雨入りするとなかなか畑に行けません。濡れた畑に入ると土が固まってしまいますからねー。草むしりができるときにやって、夏野菜たちの成長を細かく見ていきたいところ。晴れの日はなるべく足音を聞かせにいくように頑張ります。
収穫も順調です。キャベツがたくさん採れたので、やみつき塩キャベツを作りました。中華だし(ウェイパー等)か鶏がらスープの素を少量の湯で溶いて、ごま油と塩コショウを入れて和えるだけです。キャベツはキンキンに冷えていたほうがおいしいですよ。
家族3人でバクバク食べてしまいました。採れたての野菜を口いっぱいに頬張るのは、大変な贅沢だなーと再認識。今後もおいしくいただきます!