今年も元気に畑が始まりました。実はすでに2回の講習が終わり、今週末には3回目の講習があります。
新型コロナウイルスの影響により、集会等が軒並み中止・自粛となっていますね。農業体験農園も例外ではありません。
何年もやっている人が多く、大体の作業の流れがわかっているので講習はほぼなし。注意事項だけが述べられるような形になりました。初心者に関しては個別に対応するという形にしたようです。
畑の作業中は基本的に密集しませんし、野菜は待ってくれませんのでしっかりと作業してあげます。
1回目の講習では葉物が中心
1回目の講習では
- ほうれん草
- 小松菜
- ラディッシュ
- ネギ
- レタス
- サニーレタス
- キャベツ
- ジャガイモ
と8種の野菜を植えました。ネギ以外は春から初夏にかけて収穫できるものばかりなので、今から待ち遠しいところです。
ネギは種から始めて苗を作り、その苗を夏に植えなおして育てます。今までは農園側で用意されたネギの苗を植えるだけでしたが、そこそこ値段が高いことと、生育が非常に不安定で確実に仕入れられるかわからないことを理由に、昨年からこのスタイルになりました。
とりあえずみんな出てきてくれました。ここまでは順調。ネギはこうやって折りたたまれた状態で出てくるんです。もう少し伸びると先端が出てきて伸びていきます。
昨年は春の収穫祭あたりで根切り虫にやられて全滅してしまいました。今年はどうなるか・・・。細かく観察して被害が出たら土を掘って駆除するしかないですね。頼む、来ないで。
2週間ほど経ったラディッシュ。すでに双葉から本葉が見えています。毎年のごとく、収穫一番乗りはラディッシュになるでしょう。茎の根元あたりはうっすら赤くなってきています。
量が多かったので間引きをしましたがそれでも十分な量が収穫できそうです。みずみずしい春の味を早く味わいたいものです。
他の葉物たちも順調です。特にほうれん草(写真では手前2列の細長い葉)が、いつもより元気な感じがしました。
2回目の講習では里芋登場
1回目の講習から2週間後に2回目の講習がありました。春は大体隔週で講習が行われます。
2回目は大根とトウモロコシ、そして里芋を植えます。
里芋はこの時期に植えて収穫が年末という非常に長い期間育てる必要があります。特に水を欲しがる野菜なので、夏場の水切れには要注意。
かなり深く土を掘ってふかふかにしておきました。大根や里芋など地中深くまで育つ野菜は、いつも以上に耕しておきたいですね。
昨年はたくさん採れたので、今年も頑張りたいところ。
大根は青首大根と三浦大根を4本ずつ育てます。マルチという園芸用のビニールの穴に2~3粒ずつ種を蒔いて、途中で間引いて最終的に1穴1本で育てます。
4日も経てば芽が出てきます。昨年はなかなか収穫できずにオバケばかり作ってしまったので、早めの収穫を試みたいところ。最後の1本がちょうどいいサイズで収穫するくらいの目標でやってみたいと思います。
雪が降ったり強風だったり
今年も東京は桜が咲いてから雪が降りました。そこそこの量が降って、雪かきが必要なくらいは積もりました。
野菜は特に問題なく見えますが、寒暖が激しいのでどうなるか・・・ってところですね。
キャベツやレタスは苗からスタートですが、葉っぱも生き生きとしてとても元気です。特にキャベツは青虫の卵チェックをしっかりしたので、今のところ虫食いはなし。
寒冷紗をしっかりかけているので、このまま青虫被害に会うことなく過ごしてくれるはず!
まあいつもしっかり寒冷紗はかけているんですよ。でも寒冷紗の中で蝶が乱舞しているという・・・。
これはそもそも苗の時点で卵が付いていたということですね。何事も最初が肝心!
次回講習はいよいよ夏野菜。野菜をしっかり食べて免疫をあげて乗り切りましょう!